ホームページ作成 は患者さんとの接点を作るうえで重要です。特に新患の獲得や診療内容の周知において、その存在感は無視できません。
大事なことは、派手さより、見つかること・更新しやすいこと・コストが合理的であること。
最初から完璧なものを準備するのではなく、まずは世に出して、徐々に育てていきましょう。

ホームページ作成 でまず押さえること:効くサイトの三原則
- 発見性(SEO/MEO):Google検索、Googleマップで見つかる設計。
- 更新容易性:診療時間やお知らせを数分で直せる仕組み。
- 費用対効果:払った分だけ “患者さん数” として返ってくる構造。
無料ツールやWordPressで形は作れます。ただし本質は作った後にあります。検索で拾われる構造、地図で目に入る導線、日々の更新運用——ここを外さなければ、派手な装飾は必ずしも必要ではありません。「最小構成で早く公開」→「運用しながら磨く」が合理的です。
ホームページ作成 の選択肢
業者に依頼する
向いている人:時間がない/予算に余裕あり
メリット
- 一定のデザイン品質が担保される。
- 比較的短期間で公開まで進む。
注意点
- SEO・MEO対策が含まれないことがある。
- 業者の当たり外れがある。
- 更新のたびに費用が発生することもある。
自分で作成する
向いている人:学習意欲あり/運用を自分で回したい
メリット
- 圧倒的に低コストで継続運用できる。
- 独自性をすぐに反映できる。
注意点
- 初期の学習コストは必要。
- デザインやSEO、MEOの理解が求められる。
結論:正解はひとつではありません。いち早く公開して、運用しながら足りないピースを埋める。この進め方が結局いちばん速いと思います。
ホームぺージ作成 (当院の記録) ①:業者検討で分かった現実
継承開業が決まった頃、私は市中病院で消化器外科医として勤務し、2日に1回はオンコールという日々でした。そのため、自作の選択肢はゼロでした。
当時の状況
- 継承予定のクリニックは患者数が減少傾向。
- 集患とホームページの重要性は理解しているが、検索の仕組みは未知。
- 他院サイトを眺めて「写真がきれい」「動画が動く」程度の理解。
見積もりの現実
| 項目 | 数 | 金額 |
|---|---|---|
| 要件定義・進行管理 | 1 | 50,000円 |
| 構造設計・ワイヤー | 1 | 30,000円 |
| グランドデザイン費 | 1 | 50,000円 |
| HTML/CSS/JS 基本構築 | 1 | 30,000円 |
| トップページ制作 | 1 | 120,000円 |
| HTMLコーディング | 1 | 50,000円 |
| スマートフォン対応 | 1 | 100,000円 |
| 小計 | 430,000円 |
※ 表示保証:PC/スマホ主要ブラウザ対応。撮影:半日約8万円・終日約12万円。コピー:1記事3〜5万円。
上記は交渉した業者の中で最安値のものです。作成だけで合計43万円。さらに更新のたびに3-5万円。しかもどんなものが出来上がるかも分からない。
業者と交渉して学んだこと
- 費用根拠が不透明:言い値になりやすい。
- 成果保証なし:完成品の質は運任せになりがち。
- 投資対効果の見極め必須:“必要な金額だけ”を使う判断がいる。
- 発注側の知識が必要:言いなりを回避する。
ホームぺージ作成 (当院の記録) ②:Weveryで一気に公開
調べるうちに「Wevery」に出会いました。Wevery!チャンネルの河村伸哉さんがおられる会社です。
- スピード:Web面談後 30分 でサンプル到着。
- 料金:初期費用なし/月額 5,500円。
- 完成度:デザインはほぼ完成。あとは文章を入れるだけ。
公開までの流れはシンプル
- 独自ドメインの希望など基本事項を共有
- 約1週間でサイト完成 → 内容確認後すぐ公開
使って分かったメリット/デメリット
| メリット | デメリット |
|---|---|
| 初期費用ゼロ、月額5,500円で開始 | 細部のデザイン指定は難しい |
| 公開までが速い | テンプレート前提で選択肢は限定 |
| WordPressで更新しやすい | 大規模カスタムは不向き |
結論:忙しい開業医には強い味方。まず公開し、運用で磨く。これが最短。
完成したホームページの特徴
- 必要最低限のデザインで華美ではない。
- 比較的きれいで、頻繁に更新する必要がなければ十分なクオリティ。
- WordPressを使用しているため、記事の作成やお知らせの更新が簡単にできる。
ホームぺージ作成 (当院の記録) ③:自分で作り直す
公開から10か月。流入は伸びたものの、徐々に頭打ちに。次の課題が見えてきました。
- 色・フォントの微調整が難しい。
- デザイン刷新の自由度が足りない。
- SEO/MEO対策をもっとすすめたい。
コロナ療養で時間が取れたのを機に、Wordpressを用いた全面リニューアルを決断しました。
移管・再構築の計画
- レンタルサーバー:表示速度・容量・価格の観点から選択。
- WordPress のテーマ:高速・カスタム容易な無料テーマ中心に検討。
- 新環境で制作:サーバー付与の初期ドメインで制作開始。
- 独自ドメイン移管:形が整い次第、Weveryでのホームぺージに使用していた独自ドメインで本番適用。
参考:サーバー比較
参考:ドメイン移行
ホームぺージ作成 (当院の記録) ④:レンタルサーバーへの移管
Weveryさんへ解約連絡 → 当日中に申請URL → 翌日に解約日確定。
対応は極めて迅速で助かりました。新サーバー側でサイトを整え、独自ドメインを適用して完了。手続きは少し煩雑ですが、調べれば十分対応可能です。
まとめ
まず公開。次に改善。— これが最短距離。
- きらびやかさより内容:患者さんが知りたい情報を簡潔にまとめる。
- 更新容易性:診療時間やお知らせ、ブログなどをすぐに公開、修正できる体制を整える。
- 検索で見つかる設計:SEO/MEO対策は集患の基本なので、自分で育てることができる状況にする。
この記録が、これからホームページを作る先生方の判断材料になれば幸いです。必要なら当院のホームページの構成も公開します。がんばろう。




コメント